偏愛モノ語り

最強可愛い韓国コスメ、hince(ヒンス)

ビジュアルの可愛さにノックアウトされた韓国コスメ、hince(ヒンス)。数多ある韓国コスメの中で、飛びぬけて可愛い推しブランド。

大人の血色を引き出すメイクアップブランド『hince』

これまでの韓国コスメブランドは、お人形さんのようなドーリーメイクのイメージが強く、若すぎる気がしてなんとなく敬遠していた。

だけどこのhinceは、起用しているモデルさんの感じも "THE韓国人" なオルチャン女性ではなく、健康的な雰囲気を持つ人間らしい透明感に好感が持てる。

ヒンス -hince-
ヒンスは密度の高い豊富なカラーであなた特有の雰囲気を築き上げ潜在する本来の美しさを発現させるMood Narrativeメイクアップブランドです。ヒンスは自らの信念と熱望に確信を持ってより情熱的に生きていく人生にインスピレーションを提供します。
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ハイセンスな10色カラーのアイシャドウパレット

このパレットの可愛らしさたるや。

わたしが愛用しているのは、『ニューデップスアイシャドウパレット』の、【ジェントルアンドファーム】というお色味。

間違いなく使えるベーシックなベージュやブラウン、テラコッタに加え、遊び心あるキラキラのグリッターとお洒落なシアーブルー。マットやラメのテクスチャーも多彩で、絶妙な色のバランスがハイセンス。

10色すべてに名前がついていて、どのカラーにも愛着が沸く。デパコスに見劣りしないパッケージで、パレット自体の艶消しピンクベージュも愛せるポイント。

韓国コスメ hince(ヒンス)hinceの公式サイトはスウォッチ画像が豊富

特に気に入っているのはベージュのマットカラー「ローキー」。単色だとどうしてもラメ入りを買ってしまうので、マットなベージュカラーを使うのはこれがお初。

アイホール全体に乗せると奥行きが出て、ぐっと大人っぽい印象になるし、この上に「メロウアップ」や「ヘビーデューティー」を重ねるときれいにグラデーションができる。ローキーを使うためだけにこのパレットを買ってもいいくらい惚れ込んでいる。

「スタンドアウト」のラメも発色がよくてお気に入り。上品なシャンパンゴールドなので、大人の顔にも浮かずに映える。マットカラーだけだと老けて見えやすいので、立体的な質感を演出できる品のあるラメカラーは重宝する。

「ディープグロウ」や「ハードライン」は目尻の締め色に。最後に「クリアカット」をちょこんと目の下に付ければ華やかな目元が完成する。

ブルーの「アティチュード」はわたしの顔には似合わなかったけれど、シアーな透け感のある色味なのでそんなに使い勝手は悪くないんじゃないだろうか。オーソドックスなメイクに飽きてきたら、似合う色のカラーメイクも研究したい。

絶妙カラーの透け感リップ

hinceはリップも最高に可愛い。とにかく色が素晴らしく、顔色が良く見えるので一瞬でハッピーオーラをまとった顔に。

透け感のあるシアータイプと、お洒落感のあるマットタイプの2種類のリップで、わたしが購入したのは前者の『ムードインサーシアー』の【インザモーメント】というカラー。

これがピンク寄りの大人ベージュで、ものすごく絶妙な血色感を出してくれる。ベージュだけどくすまない、ピンクだけど主張しすぎない本当にちょうどいいバランスの色味。

注目してほしいのは、"クリア"ではなく"シアー"という点。シアーは程よく透けるので、じわっと身体からにじみ出るような血色感が生み出せるのだ。

めちゃくちゃ可愛いのだよhinceのリップ。付けるたびに「かわいい・・・」とうっとり愛で続けている。リップの蓋がマグネットになっていて、カチっと閉まる使用感も◎。

これでティントだったら文句なし完璧なのだけど、残念ながらティントではないのでマスクに付いたり、ドリンクのカップに割とベッタリ付いてしまう。hinceでもティントリップが出たらいいのに。

あともう一つ改善点を挙げるとすると、口紅特有の油っぽさというかクレヨンのような匂いが強い点でマイナスポイント。海外コスメらしいといえばそうなのだが、made in Japanに慣れている人は避けてしまうかも。

色が可愛い分ここが本当に惜しいところ。ただこのマイナス点を差引いてもまだ可愛いが勝つのでわたしは愛用している。

リアル店舗で買うには

オフィシャルサイトを見る限り、今のところ東京にしか取扱店舗がない様子。わたしは原宿駅前の@COSMEで購入した。

韓国コスメのエリアの中でも、hinceのエリアには常に人がいて欠品商品も多数あったので、買える時に買っておくのがよさそう。

先日、新宿伊勢丹で期間限定のポップアップショップが開かれていて、韓国人と思われる方が接客していたのが印象的だった。実際にhinceの社員の方なのかは不明だが、ブランディングに力を注いでいるのは間違いない。

ブランディングと言えばhinceのオフィシャルサイトはスウォッチ画像がかなり豊富。全色モデルの使用写真が掲載されているのでオンラインで購入する際には参考になると思う。

コロナが落ち着いたら、韓国にあるヒンスアトリエに行ってみたい。